阿倍野区 松崎町【いわい歯科医院】歯の保存にこだわる治療を
アクセス 診療時間 TEL
WEB診療予約はこちら

ブログ

  1. トップページ
  2. 記事一覧
  3. ブログ
  4. 歯の豆知識vol.2 象の歯は4本だけ!?
2019/03/28
歯の豆知識vol.2 象の歯は4本だけ!?
カテゴリ:ブログ
今回は象の歯についてのお話です。

象の歯の本数は全部で4本だけです。しかし、1本が3~5kgほどもある、わらじのような形のとても大きな臼歯(きゅうし)なのです。

象は硬い木を1日にたくさん食べるので、大きくて表面のギザギザした丈夫な歯を持っています。

しかしそんな丈夫な歯でも次第にすり減ってしまいます。そうすると、象の歯は新しく生え変わるのです。

何回も生え替わることで有名なのはサメですが、象も6回も生え替わるのです。歯が6回生え変わり、その歯がすり減る頃(60~80歳)に象は寿命を終えます。それは、歯がすり減り、十分にえさを食べることができなくなってしまうからです。

動物園などの飼育下では、象の歯がほとんどなくなってしまうと、特別に細かくすりつぶしたえさを与えます

また象には一生伸び続ける歯もあります。

「牙」です。切歯(せっし)と呼ばれる歯のひとつです。

象はこの切歯を使ってえさとなる樹皮を削ったり、塩を含む土を掘ったりします。その他にも、切歯は攻撃する時の武器となります。また、切歯の上に長い鼻を乗せて、休ませることもあるそうです。

そしてこの象の切歯は常生歯(じょうせいし)、または無根歯と呼ばれ、生きている間ずっと伸び続けます。ネズミの仲間である齧歯目(げっしもく)の動物たちと同じです。

ページトップ